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2008.9.22  最上川.清川 萩の花 散る

2008.9.22 最上川.清川 萩の花 散る

萩の花が散り、ここにいたモクズガニも、下りだした。
 鮎釣りも、終焉である。


2008.9.7 最上川 清川 「松尾 芭蕉 上陸の地」

2008.9.7 最上川 清川 「松尾 芭蕉 上陸の地」

秋の七草 「萩」  が、最上川べりに美しく咲いていた。
 釣り場につくと、まず目をやるのが、川の水の色、水量、そして、苔の付着具合であり、
河原に咲く花などは、どんなに美しく、可憐に咲いていても目に入らないのが常である。
 しかし、釣り終えたころ、足下の美しい草花に、ふと目を惹かれることがあるから不思議だ。


在りし日の国柄さん

在りし日の国柄さん

どこまでも透明な真瀬川。泳ぐ鮎が見える。鮎からも、人間が見えるに違いない。
こんな綺麗な川だから、私は、鉤も綺麗な方がいいだろうと思って、「清滝」を使ってみたがどうも思わしくない。思わしくないというのは、1匹は釣れたが、後が続かない。
国柄さんは、スズメ蜂を想わせるような恐ろしい鉤を使っていた。それは、「石動ネジラメ」という鉤だった。さらに、「光夕映」 いずれもきらきらした加賀鉤で3号の大きな鉤であった。
いずれも、私のつたない毛針の知識を遙かに越えた、きらびやかな鉤であり、驚かされた。
 どこまでも、透明な真瀬川の水。泳ぐ鮎が、はっきり見える!!
鮎からも、見えるに違いない。


米代川の鮎釣りの名手達

米代川の鮎釣りの名手達

'07.9/11 大館のお祭りであった。いわきのYさんの友人達に、私も一緒に招待されて、本物の「キリタンポ鍋」や、比内鳥等、郷土料理をごちそうになる。
秋田人の寛容さと素朴さが身にしみ、酒が進む夜だった。

鮎釣りを通した人と人とのふれあい、これが究極の鮎釣りかもしれない。

盛岡の、高橋GOさん も、ご一緒したかったが、今回は一日遅れでみなさんと合流できた。
あつかましいが、来年こそまた一緒におしかけたいものである。


一期一会

一期一会

高橋GOさん(右 阿仁川名人会) と 吉田さん(左 鮎漁師) 「米代川 扇田大橋の下」
GOさんは、すでに今シーズン納竿したのに、私が米代に行くというので、片づけた竿を再び出して合流してくれた。GOさんとは、約10年ぶりの再会になる。NIFTY時代、私が初めて、東北の川に行くときに、盛岡のご自宅に泊めていただき、GOさんの車を借りて、青森の川に向かった。
 吉田さんとは、最上川の清川で、会い、それ以来教えて貰うことが多く、お互いに意気投合した人である。
この二人の写真を撮れたのも、何かの縁である。


米代川に秋の花が咲くと、そろそろ鮎とお別れ...

米代川に秋の花が咲くと、そろそろ鮎とお別れ...

鮎釣りに行って、河原に咲く花が実に綺麗だと思うことがある。
東京に住むと、いつも菊や百合の花が、店に並んでいるので、花の季節感が無くなりつつある。
しかし、河原にはそれがない。

天竜川の河原に、「カワラナデシコ」が咲く頃の鮎釣りが、もっとも好きだ。

また、山梨県の桂川の谷間に山百合の花が咲くとき、釣っている私の花に、プ-ンと、山百合の花の臭いがついてくる。頭を挙げて廻りを見ると、白い大きな山百合が頭のすぐ上に咲いている。いい匂いだ。この花の匂う時が、桂川で最もいい鮎が釣れると思っている。

今回は、米代川に行き、米代川で、もの凄いハネがあると地元の人に聴いて、朝5時頃行き、鮎の毛鉤釣りをしてみたが、....。ハネとハネとの間が、20mもある。難しい。
大河での、「鮎の毛鉤釣り」は、難しい。しかし、大河で、「毛鉤釣り」で、大釣りするのが、夢だ!
この写真を撮れたのが、せめてもの収穫であった。 
しかし、来年ここで、再びこの美しい花を見れるという保証はない。
 なぜなら、これから、これらの花の上に、幾度と無く大きな濁流が襲いかかるであろうから。
 この花とも、一期一会である。
 


ブナの原生林から流れ出た川

ブナの原生林から流れ出た川

白神山地から流れる「真瀬川」。ここの鮎は小振り。水質日本一といわれる徳島県の「海部川」の鮎より、鮎の肌がきめ細やかで、香りも海部川をしのいでいると思われた。


朝の四万十川

朝の四万十川

ゆったりと、流れる。そのため、水温は非常に高い。オトリ缶の中に入れた鮎は、流れの強い所に置かないと、すぐに横になる。


真瀬川にて

真瀬川にて

真瀬川にて
秋田の真瀬川近くに住む今は亡き、国柄さんが、撮影してくれた思いで深い写真。
国柄さんの釣りを後日、記したい。

川の中の、石に付く、コケ(アカ)の色が、実に綺麗だ。水ゴケの色は、やや黒く、綺麗!!言葉では形容しがたい。


四万十川 

四万十川 

漁師の川で、素人が、鮎を釣るのは、至難の業だというのが、四万十川の第一印象だった。
高知のpekopekoさんの案内がなければ、四万十川では、ボウズだったかもしれなかった。多くの人が、四万十川に来るが、ほとんど大苦戦するという。
水温一つとっても、高温で、オトリが大抵横になってしまう。等々。
通常の所では、難しかった。
そのために、左岸側から、川の真ん中の浅いところに入って、右岸川を狙うという釣りをした。この荒瀬なら、漁師の網は効かないだろうと思った。思惑通り、四万十川の幅の広い鮎が、竿先をグングン引っ張った。追い星が、黄色で大きかったのが印象的だった。


鮎の毛鉤釣り 

鮎の毛鉤釣り 

雨上がりの川面。鮎の毛鉤釣りは、忍耐がいる。入れたらいつでも食い付くというわけではない。時間帯もあるが、何よりも鉤の選択に苦しむ。
しかし、ひとたび鉤に掛かり出すと、狂ったように連続して食い付く。そして、鮎が驚喜する鉤は、ボロボロになり、巻きがほどけるか、食いちぎられるから不思議だ。
「鮎の毛鉤釣り」はチビ鮎ばかりと思われる方が多いと思う。
実は、違う。
2007年 6月1日 栃木県那珂川で、 鮎の毛鉤に、驚喜した鮎が、
(14cm~18cm 位の鮎) 「82匹」が釣れた。