鮎の毛鉤釣り

2016年6月10日 (金)

夕方 近くの川に鮎釣り

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夕方、近くの川に、家内と釣りに行ってきた。

17:30〜19:00 一時間半。

ほとんど入れ掛かり。  約40匹の稚鮎が釣れた。

家内と私では、ほとんど同じくらいの釣果である。

 竿を入れる。

すると、鮎の小さな当たりがあって、その後竿を

ぐんぐんと引き込む。

 早速、小さな稚鮎は、腹を割き、唐揚げ。

 初夏の香りだ!

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2016年6月 5日 (日)

2016年 鮎釣りが解禁  近くの川で竿を出す。

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川に新緑が映える頃、海から上ってきた小さな

鮎たちが泳いでいる。

 それを毛針で釣るのだが、小さな稚鮎はいくらでも釣れる。

高級割烹でも「天然稚鮎」は出ない。養殖の稚鮎が

ほとんどである。

 今回、天然遡上の稚鮎釣りに行ってその稚鮎を

食べるために少し釣った。香りが良い。

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初夏の香りは、酒に合う。







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2011年7月 1日 (金)

白神山地の「追良瀬川」の鮎

7月1日に東北地方の川で鮎釣りができる川はなさそうである。

しかし、青森県の最北西津軽地方の川は釣りができるはずだ。

友釣りができなくとも、鮎の毛針釣りで遊んでいるうち数日経てば

水も澄んで、友釣りも可能になるだろう。

 車で、西津軽の追良瀬川に向かうことにした。

7/1  6:30頃、川に着いたが、川は増水し、濁りがきつい。

解禁日はいつも多くの人が釣っているのに、今日は誰もいない。

今日は毛針で、釣るしかない。

増水で濁り。しかし、鮎はどこかに固まっているはずだ。もし、そこを

探し当てたら、大狂乱の宴が待っているだろう。

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(上流 大岩の左岸側に鮎の群れ)

川が、L字に曲がっている大きな淵を見つけ、その淵の緩やかな所

に、1匹の鮎の跳ねを見た。その跳ねを見て、内心ほくそ笑んだ。

予想通り、そこは鮎の避難場所であることが、数時間後に証明された。

 水温が雪解け水のように冷たい。型の良いヤマメが、次々に釣れてき

た。

ようやく、10時頃になってから、ようやく最初の鮎が、鉤に付いた。

手に取った瞬間、追良瀬川の鮎の芳香が、周囲に漂ってきた。これほど

強烈な鮎の匂いは、記憶にない。勿論、他の河川では嗅ぐことができない。

これは白神山地の匂いに違いない。

 ヤマメは、17匹。朝から入れがかり。

 その後、鮎の饗宴が始まった。昼過ぎまでに、「57匹」のきれいな鮎が顔を見せてくれた。

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ヤマメと鮎 (一部)

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2007年9月25日 (火)

真瀬川と荒虎(1)

(1) 真瀬川の解禁日。地元の多くの人が、この日を待ちに待ってた。

漁協から見下ろす川には、大勢の人が、竿を出している。下流で友釣りをしている人もいるが、ほとんどは、鮎の毛鉤釣りである。周りには、夫婦連れもいて、奥さんが釣れると、キャ-キャーいいながら、釣れた鮎を、頭の上にぶらぶらして取り込み、再び、竿を降ろすと、また、キャーキャー言っては、空中に鮎をぶらぶらさせながら、大騒ぎである。さながら祭りの縁日にも似て、だれの顔も、笑顔である。

そんな中で、初めて「鮎の毛鉤釣り」をしたという奥さんが、一際目立つし、よくかかるのである。

それもそのはず、ご主人が、毎年ここに来て、どの鉤がかかるかは、百も承知だ。その鉤を奥さんに、そっと付けて釣らせるものだから、その奥さんの鉤にメチャクチャかかる。そのたびに黄色い声が辺りにキャーキャー響きわたる。賑やかなことこの上ない。もちろん、主人よりも遙かに釣る。

その騒ぎに、つられて川のすぐ上に、漁協の小屋があり、そこから数人の組合員が、解禁祝いの酒を飲んで、赤い顔をだし窓越しに、下の夫婦連れに声をかけた。

”おーい、父ちゃん、がんばれよ-!” (^_^) 

  そんな中で、どんなに鉤を代えても鮎が見向きもしない釣り人が一人ポツンと竿を上げ下げしていた。すると、見るに見かねて私の背中から背の高い紳士(元、地元の校長先生)が、”この鉤を使ってみなさい!”

といって、私に渡してくれた。

その鉤を見ると、今まで見たことのない鉤である。

私は、お礼を言いながら、その鉤をじっと見ると、虎のような縞模様で、やや大きめの鉤である。かなり使い古したその鉤に、まだ不安を抱きながら、そっと、水に沈めると、今まで私には見向きもしなかった鮎達が、突然、狂ったように食い付きだした。、それは、驚喜に満ちた一種の錯乱状態でもあった。後で聴いたところ、この鉤は「荒虎」だという。今は亡き「国柄さん」が、差し出した鉤がそれである。

その後も、私が秋田に釣りに行くと、いつも国柄さんは、空港まで迎えに来てくれて、八森町までの道すがら、川があれば、車を止めて、”ここは、水沢川だよ!” と。橋の上から、私にそこの川の鮎の説明をするのが楽しみのようであった。そして、夜はいつもご自宅でご馳走になり、夜遅くまで、鮎釣りの話に夢中で話が尽きなかった。

 その中で、いつも奇異に感じた言葉がある。

(2) 鮎が ”つく” という。

鮎が毛鉤に食い付くことを、国柄さんは”つく” というのである。

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ついた、つかない、というのは、どうも聞き慣れない言葉であった。鮎が鉤に食い付くことを、”つく”という。 食い付く、ことを、略して、”つく” というのかもしれない。

(写真:在りし日の国柄さん  真瀬川にて)

ここ八森町は秋田とはいえ、青森県の県境にあり、言語学的には、津軽との影響は皆無ではなかろう。そう思えば、思い当たる節がある。

先日、米代川で会った友人との会話で、こんな話を聞いた。津軽弁で、「ど さ?」 というのは、「どこさ行く?」という意味とのこと。つまり、言語の省略化である。寒い極寒の地では時として、口を大きく開けて話すよりは、口はあまり開かず、言語は、極力簡素化する方が、合理的である。そう思えば、鮎が、鉤に「食い付く」 より 「付く」というほうが、省略されていて、合理的ではある。たぶんそうにちがいない、と、一人決め込んでいる。しかし、真偽のほどは、定かではない。 

もしかしたら、鮎が一番”つく”鉤を、天国に持っていって、夏には、竿を出しているのだはなかろうか。

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2007年9月18日 (火)

鮎の毛鉤釣り

友釣りもそろそろ終わりつつある。しかし、鮎の毛鉤釣りは、釣る時期が長い。これから鮎の毛鉤釣りの到来と思っている方もいる。

鮎の毛鉤釣りについて、過去の自分の釣行記をここのHPで整理しながら、少しずつ記したい。

補足:

10月以降~春までに、下記の文献から、鮎の毛鉤釣りの古典を少しひもとき、ご紹介しながら、昔の釣り師の悩みもここで探ってみることにする。

文献目録(私がこれまで、神保町で買い集めた鮎の毛鉤釣りに関する文献)

「鮎を釣るまで」  藤田 栄吉  昭和 7年  発行

「鮎釣り読本」   岡部 丹虹  昭和 9年  発行

「あゆつり」    魚住 清適   昭和 9年  発行 

「毛鉤の話」    福田 紫汀   昭和48年 発行  等

昔は、鮎釣りといえば、すべて、「毛鉤釣り」 を指していた。

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1997年7月18日 (金)

鉤ケースの中の数本の「鮎の毛鉤」

津軽の川に「赤石川」、「追良瀬川」、「笹内川」「真瀬川」等がある。

 これらの川は、天然遡上の鮎達にとって天国であるにちがいない。

◎「友釣りは、無理」

 しかし、今年は梅雨の影響で、6月末に未曾有の大雨にみまわれ大増水となり、7/1の解禁日は、どこもアカが飛ぶどこではなく、川の中の石が、全部ひっくり返ったようである。何しろ30年ぶりに鉄道がとまったという。

 川の両側の木や草はおしなべて、なぎ倒され、とても友釣りをできるような状態ではない。そんな荒れ地を,私は,竿を持ってとぼとぼと歩いていた。川を見れば、水は青く、どの石もひっくり返っているから、真っ白だ。 

 ”困ったなー”今回は、”津軽の温泉巡りで終わるのかなー”

◎「どぶ釣り」

そうだ、「どぶ釣り」という手もあるな。よし、なりふり構わず、”白神山地の鮎の顔を見るには、これしか、手がないなー” 私は、友釣りに来たのだが、いかんせん、未曾有の大洪水では、「残りアカ」なんてあるわけもない。

 実は、いつも、友釣りに行き時には、万が一の場合に備えて、毛針をそっと持ち歩くようにしているが、5年前から、一度も友釣り目的に来て、これを使ったことがなかった。

 しかし、敗色濃い棋士が、起死回生をはかり、放つ手、すなわち、囲碁の世界では「勝負手」というのがある。将棋の世界では、「奇手」ともいうべきものが、私にとって「鮎の毛鉤」であった。

 ◎「追良瀬川」に、向かう。

 今日の宿は、「不老不死温泉」だから、「追良瀬川」が近いので、「追良瀬川」に、向かう。 途中、「真瀬川」は、大増水だが、さすが「青く」澄んでいた。「笹内川」は赤濁りである。「追良瀬川」はどうかなー。着いてみると、

「追良瀬川」の水は澄んでいた。よしよし!

川にはいってみると、当然ながら、アカは、まったくなし。

 深場には10人以上がいる。ことばからして、津軽の人らしい。「どぶ釣り」である。見ているといい型の鮎が、誰かしらに釣れている。

 ”よしよし”背に腹は代えられない。私も荷物の底にそっと忍ばせてある毛針を取り出し、針を選ぶ。 弘前の人に、針を聞く。「新サキ」というが、私は持っていない。でも、天然遡上の鮎で、初期の今なら、「赤系統の」なら来るはずだ、「椿姫」にしよう。

◎「椿姫」に、大当たり!

 おっかなびっくり、「椿姫」という、私の好きな毛針を付けて「追良瀬川」の流芯に沈めた。竿は、「どぶ釣り」専用の竿ではなく、友釣りの柔らかい竿しか持ってきていないので、これでやるが、最初に、入れた途端、鮎独特のあたり、一呼吸置くと、友釣りの竿を大きく絞り込む。「追良瀬川」の鮎が顔を見せる。

 いかにも天然遡上の鮎である。すらりとしていて、顔は精悍。色は、川の石が白いので,鮎もことさら「白い」。

 しかし、いい鮎だ。小粒で、きれいな「追良瀬川」の鮎達が、柔らかい友釣りの竿を大きく絞り込んで、楽しませてくれた。

ときおり、「かけあがりではなく、淵の深いところに、「金熊」の鉤を付けて誘うと、19cm位の大きな鮎が釣れた。黒系の鉤には、なぜか、大きな鮎が付く。

◎”外道はきれいなヤマメ”

 栃木県那珂川での外道は、「ハヤ」か「オイカワ」であるが、ここ「追良瀬川」では,「どぶ釣り」での外道は、型のいい「ヤマメ」が時々釣れてくる。いかに水温が低く、水が澄んでいるかが判ってもらえると思う。

◎「釣果」 苦戦した様子が、以下の成果から推測していただきたい。(^_^;;

7/1 早口川   8;00~ 8:30  友釣り   2匹。

    追良瀬川 11:00~13:00 15:30~17:00                   「どぶ釣り」 31匹

7/2 追良瀬川  4:30~13:00  {どぶ釣り」 69匹             

       

    赤石川  16:30~17:15 「どぶ釣り」  4匹

7/3 追良瀬川  5:30~11:00 「どぶ釣り」 65匹

         11:00ころから、濁りが入る。 鮎は大きい。

7/4 追良瀬川 濁りがきつい。 中止。    。

 これらの川は、いかんせん遠い!

 しかし、それだけに、天国のような川に棲む天然遡上の鮎達にとっては、そっとしてもらえるので...幸せかもしれない。

 翌日、「真瀬川」を後にして、国道にでると白神山地が名残惜しいので、帰り際に、白神山地の山々に目をやる。

 今日もまた、どんよりとした霧が山全体を包み込み、黒く不気味だ。

 たしかに、白神山地には、幽玄の冷気に包まれた「白い神」のようなものが、 住んでいるように思えてならない。

 ”また、必ず来るよ! ” 頼むから、その時は、雨を降らさないでくれ!

の中の毛鉤ケースには、わずか数種類の鉤しかはいっていないが、感謝する。                                            Tahki

 

 

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