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2015年9月

2015年9月23日 (水)

幻の魚 イトウ

モンゴルの友人達のおかげで、とうとうイトウと対面できた。
彼らの精緻な情報と協力なしでは、一回や二回では、

イトウと対面することは不可能である。

ロシアの国境付近には、多くの川があり、それが

ロシアに入ると「アムール川」になり、北極海に注ぐ。

その源流にあたる幾筋もの川が、モンゴルにある。

 

イトウを釣るのは、夜、月が沈んでからだ。
 ネズミのルアーで。
 夜10時頃。

 外は、-8度。静かに、ルア-を投げ続ける。

 すぐ後ろの高台で、狼の遠吠えが背中で聞こえる。

 すると、遠くの山でシカの鳴き声がする。

 500m 位の至近距離で、狼の声を聞いて、感激していると

「川の狼」 が、ネズミのルア-に食いついた!

  興奮のあまり、仲間達が、川に入り丘に追い込み、

とうとう、イトウを陸まで追い込み、ひきあげた。

 感極まる瞬間である!!

 その瞬間、山の狼は、高台から興奮の極にある私たちを

あの鋭い目で見下ろしていたに違いない!

Sdsc_0144

(このイトウは、すぐに リリ-スした。)

この興奮さめやらないままテントに入り寝ると、

、一晩中この写真の後ろの山で、狼が遠吠えを

繰り返していた。

  狼も我々を歓迎してくれたようだ。!

 

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2015年9月22日 (火)

遠方より 友行きたる 亦楽しからずや

Sdsc_0060

20年前からの友人。 ロシア国境付近の川辺にて。

9/18 すでに夜は -8度。私にとっては、きつかった。

右から:バギ-  アンハ-

彼らのおかげで今回の釣りの旅が実現された。

とにかく、釣れた!!

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2015年9月16日 (水)

モンゴルとロシアの国境 ヘルレン川 で イトウ釣り

 開高健が、イトウを釣るために、モンゴルで3週間

かけて、最後の日にようやくイトウを釣ったビデオ

を持っていた。

 それほど、イトウを釣るのはなかなか難しいようである。

 今回、そのイトウを狙う。

 モンゴルの友人二人とガイドがモンゴルとロシアの国境 

近くのヘルレン川にキャンプをしてイトウを狙うことになった。

 イトウは夜、川を渡る地鼠を一気に飲み込むらしい。

 満月の夜は、明るすぎて釣れないらしいが、今回の

 9/17からは、三日月で良いらしい。

 

 果たして、モンゴルとロシアの国境あたりで、

イトウ (mongolian taimen) と対面 できるか?

 

夜の川にネズミのルアーを投げ込んで、静かに引いて

イトウを狙う、考えただけでも、胸が躍る!!

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2015年9月15日 (火)

長谷川 伸 「瞼の母」

 最近、池波正太郎の「男のリズム」を読み終えた。

 池波の本やTVドラマを見ていると

どこかに、長谷川伸の面影を感じていた。

 実は、池波の師匠は「長谷川伸」だということ

が最近わかった。どこかに必ず涙を誘うところがある。

 師弟関係とわかって、納得である。

 「瞼の母」と「一本刀土俵入」

内容はすでに知っているものの、最近本で読んでみたくなった

ので、amazonで注文した。

検索している内に、島津亜矢の演歌にぶかったので

聴いてみたが、名演技であったのでここに掲載することにした。

https://www.youtube.com/embed/EDQ-ifx7n_s?rel=0

長谷川伸は3歳の時、母と別れた。

その後、瞼の母と再会した。

多くの苦労を重ね、その苦労が、すべの作品に表れている。

私の好きな作家の一人である。

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2015年9月11日 (金)

モンゴル セレンゲ川 釣行 2015.9.17 より

 モンゴルの川で最初に釣ったのは、約20年前である。

 しかし、以前行った川は全く死の川となり、 あれほどいた魚

は全くいないという。川の上流に「皮革工場」ができたためらしい。

 今回、セレンゲ川 (バイカル湖に注ぐ)に案内してもらうこと

にする。

どんな魚が釣れるかは全くの未知数である。

友人の仕掛けの中に、「 ネズミのルアー」があることから、

相当大きな魚を狙っていることは間違いない。

 LENOX(ハヤとTraut の中間のような魚) だけではなく、

 幻の魚「イトウ」{Mongolian Taimen} の顔を見れたら

最高である。

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2015年9月10日 (木)

モンゴルのトラウト (再掲) 2013 .8月 掲載

最も有名な魚は、今や世界的に絶滅危惧種に指定されているのは

「イトウ」である。

イトウは、モンゴルで、「川の狼」とよばれている。

興味のある方は、「Mogolian Taimen」で検索して「You Tube」で

ご覧ください。

18年ぶりに再会した友人と。

Img026

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彼は、6月に、下記のルアーで、巨大なイトウを釣った

写真を見せていただいた。

モンゴルでは、120cm以下はリリースだという。

イトウの釣りは、夜川を渡るネズミのルアーが最高。

友人が見せてくれたルアー。

目は蛍光塗料が必須。ペンキではかからないという。

Img049

今回は、首都ウランバートルの近くのトーラ川で、釣ってみた。

18年前の川は、小さな川だったので、仕掛けもすべて小魚狙い

で行った。

Img051

 しかし、この大きな川には、持参した道具が全く役に立

たなかった。

 仕方なく、餌は草原のキリギリスを捕まえて、投げて

みた。

 すると、すぐに、5mの竿が、大きく絞られ、

45cm〜50cm のきれいな魚が見えた。

 きれいな、タラウト系の魚であった。

しかし、大きすぎて、なかなか寄ってこない。

 手前まで来るのだが、再び沖合に走る。

 網を用意している間の一瞬、ばれてしまった。

それから、少し移動すると、又あたりがあった。

今度は少し小振りだったので、一気に上がった。

魚は、明らかにトラウト系の魚であった。

口は、ハヤ。

背中の斑点は、ブラウントラウトにも似ているが

むしろ、イトウの斑点によく似ている。

体は、ニジマスのように赤くきれいな斑点である。

モンゴルでは、「Lenox」 というらしい。

Img053_2

Img052

    Lenox 

モンゴルの川に多くいるトラウト系の魚。

 

これが、郊外といっても、一日車でいくと、大きいの

ばかり40〜50匹は、釣れるとのこと。

友人が作った、手製の擬餌針。

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ミドリのピンの辺りが、入れがかりだという。

近い将来、Mongolian Taimen  と、Inox に挑戦してみたい。

Inox だけでも良さそうだ。

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2015年9月 9日 (水)

思い出の 芥川賞  [ アカシアの大連]  詩人・作家清岡卓行

 学生時代、芥川賞を受賞した

[ アカシアの大連]  詩人・作家清岡卓行 著

を読んだ。

 

文章が実に美しい。

この作品を読んだときその美しい文章に感動した。

 これが、「芥川賞」受賞作品」なのか。

 あまりにも、華麗な文章であり、

「 詩人は言葉の魔術師」。

 であると、実感したのは、その時である。

 

 最近の芥川賞を読んでみると、感動が少ない。

それは、若いときに読んだ

[ アカシアの大連]  詩人・作家清岡卓行

があまりにも美しく、青春時代の強烈な感動が

今も残っているからかもしれない。

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2015年9月 8日 (火)

芥川賞 「火花」   

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 この本を読んでみたが、私の考えていた全体の流れとは、

異なり、なかなか興味がわくという場面には最後まで到達

しなかった。

 それは、芸人という世界の仲間同士の物語であるからで

あり、 それは、私にとって異質な世界であるからかもしれない。

 

 これのどこの部分が本格的な文学なのであろうか。

 私の理解を遙かに超越した次元での文学なのであろうか?

 それにしても、よくわからない。

 

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2015年9月 3日 (木)

「シスタ- テレジア海野」

曾野綾子さんの書を読んだ。

 その中に、あるシスターのことが書いてあった。

それは、どこにでもあるシスターの話である。

 

 その時、私は、「シスタ- テレジア海野」を

連想した。

60歳で、フィリッピンの貧困の村に渡った。

 そこは、第二次大戦よりも前に日本から開拓団

で渡った多くの日本人が現地の人と結婚して

生活をしていたが、第二次世界大戦で敗戦国

となった時、日本人という理由で迫害され続けて

いた。

 その有様を見て、海野さんはその日系人のために

その窮状を内外に訴え続けて活動をした。

 そして、「バギオ基金」が設立され、多くの支援を

受けることとなった。

 その後、海野さんは昇天されたが、その意思は

今も生き続けている。。

 

海野さんも、一粒の麦となって、死んでいったの

だろうか。

 否、死んでいったのではない。

  海野さんの活動によって、海野さんの意思が今も

立派に生き続けている。

 海野さんという一粒の麦から、数多くの麦が、何年に

もわたり、立派に育っているではないか。

 海野さんの偉大な功績を称えたブログを下記に

引用させていただきました。

1.

http://janl.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=19272711&i=201401/01/42/a0109542_1442273.jpg

バギオの北ルソン日本人会 JANL より。

2.

http://blog.goo.ne.jp/isshin3_jph_m/e/f036c174d4d2eece633ab9484cc79bb0

アイ!サラマッポ in フィリピン & ジャパン!

‐Ay! Salamat sa Pilipinas at sa Japan!‐
 フィリピン、そして日本にありがとう! 

海野さんがガンと診断されたが、自分の治療する

時間よりも今のこの刹那、貧困に苦しむ子供達に

手をさしのべることが重要と判断して、治療を断り

奉仕活動を継続し続けた。

 その後、海野さんの熱意によって「バギオ基金」

が設立され今なお、その活動は継続されている。

海野さんの強靱な精神力と敬虔な思想と慈愛

によって日の当たらなかった寒村の人たちに

暖かな太陽の日があたりはじめた。

 海野さんという一粒の麦は今なお、子孫を残しつつ、

生き続けている。

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曾野 綾子 「人間の分際」 

S_2


これまで数多くの執筆をされたものの「集大成」といって

よいのではなかろうか。

 常に、カトリックというキリスト教徒としての視点から

論じられているエッセイ風の記述は、感銘し、時に

ホロリとさせられた。

 子供のいないシスタ-が再び、寒村の子供たちのもとへ

戻って世話を続ける姿。

 シスタ-が亡くなっても、自分が教育をして育った

子供達は、生き残る。

 

 一粒の麦はそのまま生きていたら、一粒の麦。

 土の中に一粒の麦が落ちたら、麦は死ぬ。

  しかし、その麦から、数多くの麦が生まれてくる。

  なんと、素晴らしいことだろうか!

 

 ”シスタ-が亡くなっても、自分が教育をして育った

子供達は、生き残る。”

 


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