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2015年8月26日 (水)

「遊牧民族」

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モンゴルの遊牧民には「定住」や「所有」に固執すると

いう考え方はない。

草原の草がなくなると、さっさと移動式ゲルをたたんで

ほかの草原に移動する。

 

チンギスハ-ンやオゴタイが巨大な「元帝国」を築いたが、

拡大したその領土を支配し、民族の同化をして、そこに

居座るということはなく、いとも簡単にモンゴルに帰って

いる。

 古代より、モンゴル人に所有という概念はきわめて

希薄であるといえよう。

 広大な草原に羊や馬がいれば「衣食住」は事たれり、

といった考え方が浸透しているように見える。

 それは、農耕民族でもなければ狩猟民族でもない。

「遊牧民族」という希有な存在である。

モンゴル人は「草原が大好き」なんだと思う。

モンゴルの大統領も、夏休みなると草原のゲルに

いって、くつろぐという。

 古代のテムジンもオゴタイもあの草原をこよなく

愛した遊牧民族でおよそ、他国の建物や都市に

魅力を全く感じていなかったようだ。

 それは、この草原に住んだことのない人にとって

このような感性は決して理解することができないし

的確な推測もできない。

今、モンゴルの広大な土地に人口は、わずか「300万人」

である。 それもほとんどがウランバ-トルの都市に集中

している。ほかの土地は、人間より家畜の方が多く

遊牧民が減少している傾向はあるようだが、当分

壮大な草原が失われることはなさそうである。

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(遊牧民 トメさんの勇姿)

 

 

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