« 古来稀なり  花が届く  | トップページ | 私の古稀の祝い 銀座 過門香にて »

2015年8月16日 (日)

草原の日記 その9  草原との別れ

 草原は羊や馬たちの世界であり、その中にほんのわず

かな人間がいて、共存が保たれている。

 

 日が落ちると、恐竜にも似た「狼」たちがこの広

い草原をあの鋭い目と嗅覚で渉猟し、闇の世界の支配者

として君臨している。

 

およそ文明社会から隔離された世界であり、

コナン ドイルの「ロストワールド」の世界と何ら

変わるところがない。

最後の別れ

文明社会から隔離された地で、7日間過ごした草原とも

いよいよ別れの時が来た。

 陰で料理を作ってくれていた料理人、夏休みで手伝

いに来ていた子供たち、そして世話をしてくれた多く

の人達。

みんな涙をためながら見送ってくれた。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/TG-y22V5QNE?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe

 

車に乗り込んで車が走り出した。

すると、動き出した車に、あのガイド達が天を飛ぶご

とく馬で追いかけてきて、手を振っている。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/HsLnxLeyOF0?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 

 遠くで見えないがおそらく目には涙をいっぱい浮か

 べながら走っているに違いない。

 TVでよく見る光景だが、いざ自分がそこに立つとやはり

悲しみに覆われる。

私ももちろん涙が頬を伝わった。

人は出会えば必ず別れがあるのが常である。

別離はつらい。

そうだ、また来ればいいんだ!近いんだから。

最初にここに来た日と同じように今日も草原の風が

ヒュ-ヒュ- と吹いて、草原も別れのメッセージを

私に送ってくれている。

狼が闇の支配者であるように、

「風」もまた草原の支配者である。           

                      (完)

 

 

 

 

 

|

« 古来稀なり  花が届く  | トップページ | 私の古稀の祝い 銀座 過門香にて »

乗馬(モンゴル編)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 古来稀なり  花が届く  | トップページ | 私の古稀の祝い 銀座 過門香にて »