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2014年11月 8日 (土)

タイ北部 少数民族 アカ族 への奉仕活動

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タイ、ラオス、ミャンマーの隣接する地域、別名

「ゴールデントライアングル」と呼ばれ,麻薬の温

床地でもある。

 元来、ここに住む人たちは、焼き畑農業型生活

であったが、これを禁止されたことから、ここに

住む人たちの生活基盤が失われた。

移住型農業から定住型農業への移行は、山岳地帯

ではきわめて困難であることは想像に難くない。

それは、想像を絶する貧困生活であり、極貧の

歪みは子供に降りかかってくる。

 とりわけ、女の子供達は、就職斡旋屋が少しばかり

の金額をおいて、就職と称し、都会に連れて行き、

「売春宿」(少女売春を含む)に売り渡すという

ケースが多いという。

 こうした少数民族(タイではアカ族を指す)

の悲惨な困窮さと非人道的な斡旋に暖かい手を差し

伸べて、自費で子供達を引き取っている人がいる。

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同じアカ族出身の「アリヤさん」である。

 少数民族の世界大会に出席し、その悲惨な状況

を世界に発信した。

 彼は、みずから、これらの子供達を引き取り、

9年間育てるために、自らの労働賃金をすべて

この学校に充当している。

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こうした実態に胸を打たれた日本人がいる。

 原田義之さんがその人である。 

定年後、タイ北部の「ダムロン高校」で日本語を教えな

がら、このアリヤさんの小さな寺子屋風の学校に

奉仕している。

 タイ政府は彼らの生活困窮さにはきわめて冷たい。

 原田さんは日本のロータリークラブ等の国際奉仕

団体に積極的に支援を求めて、それが少しずつ

暖かい手が差し伸べられつつある。

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東京お茶の水ロータリークラブも2011年から

この「未来の家」に、「本、パソコン、机と椅子」

等の支援を毎年実施してきている。

 今年も同様に支援し、当クラブから4人が訪問

し、現状を視察してきた。

 各ロータリークラブが支援しつつあるとはいえ、

その道はまだ険しく遠い道のりであるように感じ

させられた。

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 最初に訪れたとき、歓迎してくれた子供達は笑顔、

に溢れていた。

 しかし、そして別れるとき子供達が、木の実を集

めてそれに糸を通して作ってくれた小さなチャーム

手に巻いてくれたときには涙が溢れた。

親から離れて、この寺子屋だけの生活。

外部から、訪問してくれた人たちの愛情には、

言葉が判らなくとも、はっきりと伝わっている。

 それだけに、別れるときはつらかった。

 別れるときの子供達も悲しそうだった。

             2014.11.9

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