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2009年12月

2009年12月30日 (水)

熊は大木に登る!

熊と行っても日本にいる月の輪熊の話である。

 カナダ等にいる灰色グマ(グリズリー)、黒熊のような巨漢では、無理かも知れない。

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しかし、ツキノワグマは、大きな木に登る。

クライマーが、岸壁に、ハーケンを打ち込みながら登るように、熊もあの鋭い爪をハーケンのように木に打ち込んで大きな木に登る。

熊の好きな、木の実か、スズメ蜂の巣があるときである。

過日、越後の深山にキノコを求めて入った。

写真のように、熊のいる形跡がたくさんあった。

大きな熊の糞もある。握り拳のような大きなふん。所々に、果実の未消化の粒が表面に浮いていた。

木には、大きな熊の爪痕。そして、一週間前にはなかった大木の樹皮が大きく引き剥がされていた。恐らく樹皮の内側にいる昆虫や虫を捕食したらしい。

奧阿賀の深山には、熊が多い。熊が自分たちの聖域を犯されないように、人間達にその存在を示し入山する事への警告かもしれない。

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2009年12月20日 (日)

栄光の背番号は 「10」 

ブラジルでサッカー選手の頂点に立つと、名声と巨額の富が入る。
かつて、ペレがそうであったように。

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学校の体育は、男子は一個のボールを蹴り合って実に楽しそうだ。

冬の朝。リオの海岸には、誰もいない。しかし、日が昇ってくると、
大型バスが何台も海岸に到着し、中学生位の子供たちが、砂浜にポールを立ててコーチの元に徹底したサッカーの授業が始まる。

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バスごとに、彼らのユニフォームが違うところ見ると、別々の学校であろうか。
かつて、ペレの背番号は、「10」であった。2009年 南アでの、国際試合フェデレションカップでは、
この栄光の背番号をつけていたのは、「カカ」であった。
そして、カカ以外に、ロナウド等のスーパースターがたくさん輩出し、いまや、サッカー選手の巨大輸出国である。

選手層の厚さは、国を挙げてのサッカーへの取り組みにもあるが、反面、ブラジル人口の圧倒的多数を占める貧困層の少年達が、そこの貧困からの脱出するための努力の結晶でもある。

サッカー選手を養成するための寄宿舎制度の養成機関が、ブラジル全土からサッカー選手の少年を募集した。しかし、不幸にして、、落選した夥しい少年達が家に帰れず、試験場近くの道路に残っているという。

プロになることだけをを夢見て、なけなしの金を使い汽車で、あるいは、遠距離を歩いてきたものの不合格となれば、寄宿舎には入れず、帰りのお金がなく帰れないと言う記事を読んだ。(日伯中央協会 ブラジル特報 矢持 天理大教授 著)

家族を貧困からすくうため、そして、自分の栄華を求め、寄宿舎に残って栄光への階段を昇ることだけを考えてきた少年達。

一方、合格した選手達も、熾烈な競争があり、そこの中で頂点に辿り着くのは、ほんの一握りである。もし、脱落すれば、再び、貧困生活に逆戻りであるから、練習は、”命がけ”であろう。

貧困層から脱出しようとしているハングリー精神が、ブラジルサッカーの強靱なエネルギーの源泉であるに違いない。

ちなみに、スーパースターである ロナウド(別名:ロナウジーニョ)は、ここRioの出身である。

 数年後に、サッカーのワールドカップやオリンピックの開催を控え、今リオの海岸で猛練習している少年達の中から栄光の背番号「10」をつけて世界大会に出てくる選手が出てくるに違いない。
ブラジル代表の背番号「10」をつけて出てくる選手は誰だろうか。今から楽しみである。

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2009年12月16日 (水)

♪イパネマの娘♪

♪ ボサノバ♪は、50年代後半に、サンバを元にしてブラジルで生まれた音楽。
既存のブラジル音楽に飽きたらず始めたらしい。
映画でもアカデミー賞を受賞したブラジル.仏合作映画「黒いオルフェ」の中で
多くのボサノバが、歌われその後ジルベルトが英語で歌った「イパネマの娘」が、全世界で大ヒットした。

リオデジャネイロの美しい海岸は世界的にも秀でている。
リオの代表的な美しい海岸といえば、「コパカバーナ」であり、こここそ、リオの美しい海岸の代名詞でもあった。

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(月曜日の朝:サッカーの猛練習。第2のカカ、ロナウドを目指して)

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(ビーチバレーの特訓:

オリンピック代表では?)

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しかし、今では、富裕層が、コパカバーナの海岸から、少し離れたイパネマの海岸に移っているという。

そんな、イパネマの美しい海岸通りのカフェの前を通りすがった若き美しい女性が「イパネマの娘」の曲のモチーフらしい。

この曲は、静かで、甘美で、あまりにも軽い!

そして、眠くなるような気怠さを感じてしまうのは、私の音楽のセンスが全くない証に違いない。

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陽気で楽天的なブラジル人!

陽気で楽天的なブラジル人!

リオのカーニバルはサンバのリズムに乗り陽気に踊り狂う。そこに一年間凝縮した高濃度のエネルギーを一気に発散する。
 ここにブラジル人の陽気なで楽天的な国民性が凝縮されている。
 
日本では自殺者が、年間約3万人以上。一日当たり約100人という驚異的な数字がある。
 ブラジルでは、自ら命を絶つという人は極めて少ないという。
 人生の蹉跌は、年齢や人種を問わず必ずある。
しかし、人間には艱難辛苦の難関を乗り越える試練を与えられているのかもしれない。

日系ブラジル人の経営するコーヒー園を訪れた時、こんな話を聞いた。
ブラジルの労働者がコーヒー園で働いていたとき、大きなミスをしたので経営者は厳しく叱ったという。日本人ならそのショックで深く考え込み、仕事を辞めるかもしれないと思ったらしい。

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(赤い実が完熟)

(コーヒーの実を、水で流して選別し、天日で乾燥)

しかし、翌朝、かの労働者は、笑みを浮かべ、明るい声で、“おはようございます!”(ボン ジア)と挨拶をしたという。
日系ブラジル人の感覚からすれば、おそらく今日は仕事には来ないだろうと思っていた矢先だっただけに驚いたという。
 自殺などという、概念は、ブラジルでは全くないらしい。
 2月のカーニバルでは、そうしたストレスを一気に発散させるのかもしれない。
とにかく、ブラジル人たちは、陽気で明るい国民性である。

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