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2009年9月

2009年9月30日 (水)

最上川 対岸に船で渡る

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九月下旬の最上川。
鮎釣りも終盤である。今年も昨年も、対岸の右岸側で釣りをしている人を見たことがない。最上川の対岸のそこへは、徒渉することができず、歩いてそこに行くには下流から数時間かかる。途中、水位が上がると帰ることができない場所である。
釣り人は、そこを「竿抜けの場所」と呼んでいる。

9月の末、そこに船外機を持参して、船を積んできた人がいた。山形のUさんである。今年最後の釣りに、一人で静かに垂涎の的の最上川右岸で釣ろうと思って重い船を下ろして船外機をつけて準備をしていた。
私は友人とそこの左岸で釣っていた。友人のYさんは、”あの人、あなたの友人じゃない!” 私たちも一緒に乗せていってもらうように交渉してよ!という。
声をかけて、事情を説明すると、Uさんは、快く了承してくれた。
対岸に渡ると、釣れるポイントは一カ所である。三人の目は、ほとんど同じところに注がれていた。
しかし、ここは、遠くから船と船外機を積んできたUさんに、最優先で入っていただいた。
そこから私たちが、一定の距離を置いて、位置が決まった。私は、一番遠慮して最下流に入った。
そして一番早く鮎を掛けたのは、瀬頭に入った山形のUさんである。
九月の末、鮎は、卵を持ち、急流には入っていない。私は、空いている急流で遠慮しながら釣っていた。それでも、雄の鮎が釣れた。

釣れるとすぐに、鮎の体に錆が出始めた。とにかく、今まで釣り人が竿を出したことがない場所で釣れたことに満足できた。

 しかし、Uさんが一人で竿抜けのポイントで今年最後の釣りをしようと思っていた所に、私たちが、厚かましく便乗して申し訳ない気がした。

厚かましいのを、承知で快く乗せてくれたUさんに感謝しなければならない。

写真:上  山形のUさん。船と船外機。

   :中  早速、竿抜けのポイントで、鮎を釣る

   :下  帰り 船でまた最上川を渡る。引き船は重く、9月下旬の風は冷たく空は抜けるように青かった。

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