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2009年8月

2009年8月23日 (日)

最上川の鮎釣り

1匹の鮎を釣るのに、川の中まで立ち混んでいる。

たった1匹の鮎に魅せられて。

最上川は、底の流れが強い。001 釣れた後の取り込みが大変。網に入った鮎は、岸で釣った鮎の10匹分の価値がある。

しかし、所詮1匹の鮎にすぎない。

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2009年8月18日 (火)

世界の秘境 「パンタナール」

  パンタナールという名前は、日本ではあまり聞き慣れない。この秘境は日本の裏側つまり地球の反対側に位置している。

日本のTV局が取材に来て、ここを「大アマゾンの源流」として、放映しようとしたらしい。

この方が日本人には、視聴率が上がるからとのこと。しかし、アマゾンの源流とは全く異なる。

 ブラジルとボリビアに接するこの大湿原。面積は日本の本州に匹敵する。

ここにバラキンニョ.ホテルという日系人の北林夫妻が経営するホテルがある。

ボリビアとブラジルとの間には、道路もある。(別名 麻薬道路と呼ばれる)

雨期ともなると、このホテルへ行くには、道路が水没するので、アクセスするには、畢竟、船を使うことになるらしい。この水路を使ってホテルに行くには、実は難しい。多くの支流が流れ込み、どれがホテルにたどり着く水路か?

辿り着かないときには、朝まで船の上で待つこともあるらしい。間違っても、陸でテントを張ることはない。 雨期のパンタナール。水路は麻のように入り組んでいて目的地に着くことは難しいが、現地の船頭は極めて正確だという。

なにしろ、日本の本州すべてが湿原であり、道路標識も何もないのだから、素人は迷って、せいぜい何かの動物達に襲われるのが落ちのようだ。 

この湿原には、いろいろな魚が生息していて、私の知人(日系人)が、このパンタナールに釣りに行ってきたという。

  釣りに行ったとき、現地の釣りガイドから次の二つの注意点を最初に言われたという。

警告1.この湿原では、絶対に「陸から釣ってはならない!」

警告2.船から落ちたら、助けには行けない!

警告1:

「5mを越える、恐ろしいアナコンダ(大蛇)が、今もいる」

陸から、釣っていると、背後からアナコンダが襲う、という。

今なお、人間が踏み込めない湿原が多々あり、いわば、アナコンダ達の最後の楽園かもしれない。

そんな楽園に踏み込んで、釣りをしようものなら、背後から音もなく忍び寄るアナコンダに襲われて、あの太い胴体でグルグルと締め付けられて、人間の骨は、粉々に折られて、いとも簡単に、飲み込まれてしまうという。

 私は、新聞に掲載された一枚の写真を見せてもらった。

 そこには、アナコンダが、射殺されて、数人の人間に大きなハンモックのような網で担がれていた。その腹部は切り裂かれ、そのなかから、飲み込まれた、人間が鮮明に写っていた。

 私は、“何時の記事ですか?” と聞いたら、

“つい、最近の記事”だという。

私にこの記事のコピーをあげると言われたが、あまりの酷い写真で、ここに掲載するには、残酷すぎるので辞退した。

陸から釣りをする事の危険性を、恐ろしい写真で知らされた。

閑話休題:

少年時代に読んで興奮した、あの「失われた世界」(アーサー.コナン.ドイル著)の小説の舞台はギアナ高地である。

広大なブラジルには、パンタナールのみならず「絶滅した生物達が生き残っているという幻想をかもしだすギアナ高地もブラジルとベズエラの国境にある。

パンタナールでの釣り

警告2.「ピラニア」

陸からの釣りは恐ろしい。

船から釣るほうがまだ安全だという。しかし、ピラニアがいるので、仮に転落したら、ガイドは、助けることができないと言う。

その数が少なければ、子供達が泳いでいても、安全な所もあるらしいが、一度、大湿原に入ってしまうと、そこには、大きなワニやピラニアがいるという。何とも恐ろしい話である。

陸からも、船からも、危険と隣り合わせの釣り。

そんな恐ろしいところにまで、釣り師は、行きたがるのも不思議だ。

そんなスリルと抱き合わせの釣り! が、パンタナールの釣りである。

私の知人は、3日間釣って、1日だけ、爆釣して、大きなクーラーを一杯にしてきたらしい。

大秘境での釣りは、常に危険と隣り合わせである。

参考文献

著書:「パンタナール」故 中隅 哲郎著 

    無銘舎出版

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