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2005年8月

2005年8月 3日 (水)

「白神山地の川 真瀬川(ませがわ)」

「白神山地の川 真瀬川(ませがわ)」                         

温泉と鮎を求めて、東京を経つ。

 どこか、ひなびた温泉で、その近くに鮎が、すこしでもいれば、3~4日滞在してみたいと思って、新幹線で東北方面に向かい、盛岡に降りた。この時点で川は、まだ決まっていない。

 ふと、”「白神山地」から、流れ出る川に、鮎はいるんだろうか? ”

 ただ、白神山地がどこに位置しているかすら、まったく知らなかった。そこが、ブナの原生林

に覆われ、世界遺産に指定されたことだけは,知っていた。 そんなことから、いつしか、温泉

などどうでもいい、心は「白神山地」に、動き始めた。

友人は、真瀬川という川に綺麗な鮎がいると言う。 

 真瀬川、地図で見ると、青森県と、秋田県の西側の県境にあった。

 

「白神山地」から流れ出る川で、鮎を釣るなんて、私にとって、大いなる、ロマンである。こんなチャンスは、そうあるものではないだろう。

 鮎釣りにも、ある種のロマンがあっていいと思っている。

 冬になると、山々は、真っ白に装い、人間の入山を拒み、神のみがすむという霊厳の世界が、そこにあるところから、「白神山地」と呼ばれたのであろうか。

  温泉第一は、どこかにふっ飛び、いつのまにか、白い神々の宿る山々から流れ出る

川に、確実に惹かれていった。

  私は、たとえ、遠くとも「白神山地」から流れ出る川に、どうしても行ってみたくなった。鮎の数は多くなくていい、鮎の顔さえ見れればいい。鮎は大きくなくても、

スリムな鮎なら、満足!と決め込んできているから...。欲を言えば、あまり、釣り人のいない川で....。

 「白神山地」から流れ出る川で、鮎の顔を見れたら、最高の喜びである。と

ブナの原生林から、流れ出る水の中に、鮎が泳いでいるという。

 「白神山地」と「鮎」、じつに美しい響きを持っている。

 「真瀬川」

 青森県と、秋田県の西の県境に位置する,小さな川「真瀬川」に向かった。

 道路から、鉄橋の下の川を覗く。水が限りなく澄んでいる。 

 少し上に登る。

  良さそうである。石も大きく,いい瀬があった。

Photo_2  

10:00 初めて、オトリを、そっと、泳がせる。

 川の水は、指を切るように冷たい。 初めての川はどこもそうだが、不安がよぎる。

水は綺麗だが、川は小さい。

釣れるといいんだが....。オトリを泳がせて、5分後、目印に瞬間的な変化があった。16CMの、天然遡上の鮎が、私のタモに収まった。 形容のしようのない,きれいな鮎である。

 タモの中に入った鮎を手に取り、何度も眺める。

放流した鮎とは、明らかに違う。とくに、鼻の廻り、背鰭、そしてすんなりとした体型。肌の色。

本物の鮎がここにいた。

 私に、鮎を釣らせてくれた「白神山地」に、感謝する。

 鮎の数は多くなくていい、鮎の顔さえ見れればいい。と、無欲で来たものの,その「白神山地」は、曳き舟に入りきれないほどの鮎で、私を歓迎してくれた。

 川の水を、手ですくって飲むと、冷たく、しかも、岩清水のような、なんとも言いようのない味がする。 

この川は、やはり、尋常の川ではない。ここに、棲む鮎

も、神秘的な鮎で、美しい!!!

 白神山地に、感謝。                          Tahki

  

                            

【時間  】10:00-18:00

【都道府県】秋田県

[河川名 ]真瀬川

[ポイント]大淵~下流800M

[天気  ]晴れ

[水温  ]?

[釣り方 ]友釣り

[竿   ]シマノα AyuSP競 Hi-Speed H2.75 9.0~9.5

[道糸・ハリス]水中糸: 0.15号 (VARIVAS: SUPER METAL 3.0m)

      鼻環回り:時々背針使用

[鈎   ]7.5号 3本イカリ、4本イカリ。

[オモリ ]なし

[釣果  ]55匹(20CM~15CM) 瀬の鮎20CM~18CM

[備考  ]ほとんど、天然遡上の鮎。 釣り人、少ない。

 

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