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2004年9月

2004年9月 1日 (水)

四国 海部川(かいふがわ)

「海部川」に天然遡上の鮎を求めて。 

四万十川より水がきれいな川といわれる、「海部川」。(某研究機関の水質調査) いったい、どんな川だろうか。

 鮎釣り人にとって、誰もがあこがれる「四万十川」で、竿を出す予定でいたが、 その前に、「海部川」に行くことにした。

9月*日

 空港からレンタカーで12:00に海部町に着く。北川オトリ店に着き,最初の情報を入手する。

・友釣り専用区は、短い3カ所。他は何でもありで鮎は皆無に近い。

・友釣り専用区は、必然的に、人が多い。

・1日,10匹釣れれば、いい方だという。

 こんな、情報を頼りに、若松橋の下流に降りて、釣り人の情報を集める。

 4人に聞いたところ,1-3匹くらいで、「なぜもっと早く来なかったか?今度はもうすこし、早く来なさい!と言う」。心細い限りである。

 相川口上流500Mらしいとこに行ってみる。

 トロ場には、3人も入っている。若松橋の下流からこのトロ場まで,大方の人は、帰ってしまった。

 川の水がきれい、なんて言う余裕はなくなり、はたして釣れるだろうかという不安が先立つ。

ましてや、何の情報もなく、ただ、水が綺麗!! というだけでここまで来てしまったに過ぎない。

14:00

 仕掛けをつくり、川に入る。

 川の水を手ですくって飲む。(私は、鮎のいる川の水はどこに行っても必ず飲むことにしている) もう一回、手で水をすくって飲む。

 これが海部川の水か!”

日本一の水と思って飲むが、特に、うまいという気はしない。

それは、私が、川の水を飲んで、比較する度合いを知らないと言うに、過ぎないからだ。

 ここ海部川の中流域は、小石が多く、むしろこれらの小石が、無数にあり、川の水を”濾過”しているかのようである。

 川の水は,透明である。ここで泳ぐ鮎も幸せである。

 中流域ですらトロ場の底石まではっきり見える。

 トロ場に、最初のオトリを泳がせる。いろいろ探ってみるが、当たりなし。

 さっきの不安が脳裏をよぎる。30分くらい泳がせるが、だめ。

相川口上流500Mのいいトロ場には、3人が入り,空きそうもない。

場所変えである。

 そのトロ場の上に、ざら瀬がある。石は川の両岸にあるが、川の中の石は、拳大の石程度である。それでも、新しいオトリに変えて、瀬針をつけて急流に沈めた。

 沈んで、オトリが止まったと思った瞬間,目印が向こう岸に一気に飛んだ。

 釣った鮎をじっくり観察する。

 鼻が長く、口先が鋭角で、追い星の黄色が鮮やか。そして、体つきは,流線的で尾ヒレが燕尾のようにスット長い。天然遡上の典型である。

 ようやく、海部川の鮎が釣れ,ほっとする。

 この海部川の鮎に見とれていたが、再び、このオトリを送り出す。すぐに、また海部川の美しい鮎を連れてきてくれた。20CM。

 これも同じように美しい。 

 

初めて知らぬ海部川に来て、ここの鮎を釣れて、とにかく嬉しかった。

 結局、このざら瀬で,16:00ころまで、合計9匹釣った。

 その後,すぐ上の、超チャラで、2匹を追加した。天然遡上の鮎,11匹の海部川の鮎が、釣れた。予想以上の、大成果である。

 薄暗くなったが、周りには、誰もいない。

 この広い、河原に、缶一つない、他の河川では、時折、洪水後白いビニールが、枝に引っかかっているのを目にすることがあるが、この川に限って、川岸の枝に、ビニ-ル一つない。

 あとから聞いたことだが,海部川の上流に,森林の伐採はなく、伐採により川が汚れるのを防ぐため,個人所有の森林を町が買い取ったという。この清流の美しさの陰に、こうした地味な自然保護の動きがあった。                                   Tahki

【時間  】14:00-17:30

【都道府県】徳島県

【対象魚 】アユ

[河川名 ]海部川

[ポイント]相川口上流500M(友釣り専用区)

[天気  ]晴れ

[水温  ]?

[水況  ]限りなく,澄んでいる。

[釣り方 ]友釣り

[道糸・ハリス]水中糸: BARIVAS METAL 0.15号 

「 鈎  ]7.5号 3本イカリ。

[オモリ ]なし

[釣果  ]11匹(17CM~22CM) 私のオトリに,大きな、もくずがにが、食いつき掛かった(^_^) 

[備考  ]水も澄んで、きれい。河原にはゴミ一つなし。キャンプ後の焦げた石があるのみ。空き缶や、ビニール等を、最後まで見ることはなかった。

釣り人のマナ-もこの川の水質同様に、日本一である。

     

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