四国 海部川(かいふがわ)
「海部川」に天然遡上の鮎を求めて。
四万十川より水がきれいな川といわれる、「海部川」。(某研究機関の水質調査) いったい、どんな川だろうか。
鮎釣り人にとって、誰もがあこがれる「四万十川」で、竿を出す予定でいたが、 その前に、「海部川」に行くことにした。
9月*日
空港からレンタカーで12:00に海部町に着く。北川オトリ店に着き,最初の情報を入手する。
・友釣り専用区は、短い3カ所。他は何でもありで鮎は皆無に近い。
・友釣り専用区は、必然的に、人が多い。
・1日,10匹釣れれば、いい方だという。
こんな、情報を頼りに、若松橋の下流に降りて、釣り人の情報を集める。
4人に聞いたところ,1-3匹くらいで、「なぜもっと早く来なかったか?今度はもうすこし、早く来なさい!と言う」。心細い限りである。
相川口上流500Mらしいとこに行ってみる。
トロ場には、3人も入っている。若松橋の下流からこのトロ場まで,大方の人は、帰ってしまった。
川の水がきれい、なんて言う余裕はなくなり、はたして釣れるだろうかという不安が先立つ。
ましてや、何の情報もなく、ただ、水が綺麗!! というだけでここまで来てしまったに過ぎない。
14:00
仕掛けをつくり、川に入る。
川の水を手ですくって飲む。(私は、鮎のいる川の水はどこに行っても必ず飲むことにしている) もう一回、手で水をすくって飲む。
これが海部川の水か!”
日本一の水と思って飲むが、特に、うまいという気はしない。
それは、私が、川の水を飲んで、比較する度合いを知らないと言うに、過ぎないからだ。
ここ海部川の中流域は、小石が多く、むしろこれらの小石が、無数にあり、川の水を”濾過”しているかのようである。
川の水は,透明である。ここで泳ぐ鮎も幸せである。
中流域ですらトロ場の底石まではっきり見える。
トロ場に、最初のオトリを泳がせる。いろいろ探ってみるが、当たりなし。
さっきの不安が脳裏をよぎる。30分くらい泳がせるが、だめ。
相川口上流500Mのいいトロ場には、3人が入り,空きそうもない。
場所変えである。
そのトロ場の上に、ざら瀬がある。石は川の両岸にあるが、川の中の石は、拳大の石程度である。それでも、新しいオトリに変えて、瀬針をつけて急流に沈めた。
沈んで、オトリが止まったと思った瞬間,目印が向こう岸に一気に飛んだ。
釣った鮎をじっくり観察する。
鼻が長く、口先が鋭角で、追い星の黄色が鮮やか。そして、体つきは,流線的で尾ヒレが燕尾のようにスット長い。天然遡上の典型である。
ようやく、海部川の鮎が釣れ,ほっとする。
この海部川の鮎に見とれていたが、再び、このオトリを送り出す。すぐに、また海部川の美しい鮎を連れてきてくれた。20CM。
これも同じように美しい。
初めて知らぬ海部川に来て、ここの鮎を釣れて、とにかく嬉しかった。
結局、このざら瀬で,16:00ころまで、合計9匹釣った。
その後,すぐ上の、超チャラで、2匹を追加した。天然遡上の鮎,11匹の海部川の鮎が、釣れた。予想以上の、大成果である。
薄暗くなったが、周りには、誰もいない。
この広い、河原に、缶一つない、他の河川では、時折、洪水後白いビニールが、枝に引っかかっているのを目にすることがあるが、この川に限って、川岸の枝に、ビニ-ル一つない。
あとから聞いたことだが,海部川の上流に,森林の伐採はなく、伐採により川が汚れるのを防ぐため,個人所有の森林を町が買い取ったという。この清流の美しさの陰に、こうした地味な自然保護の動きがあった。 Tahki
【時間 】14:00-17:30
【都道府県】徳島県
【対象魚 】アユ
[河川名 ]海部川
[ポイント]相川口上流500M(友釣り専用区)
[天気 ]晴れ
[水温 ]?
[水況 ]限りなく,澄んでいる。
[釣り方 ]友釣り
[道糸・ハリス]水中糸: BARIVAS METAL 0.15号
「 鈎 ]7.5号 3本イカリ。
[オモリ ]なし
[釣果 ]11匹(17CM~22CM) 私のオトリに,大きな、もくずがにが、食いつき掛かった(^_^)
[備考 ]水も澄んで、きれい。河原にはゴミ一つなし。キャンプ後の焦げた石があるのみ。空き缶や、ビニール等を、最後まで見ることはなかった。
釣り人のマナ-もこの川の水質同様に、日本一である。
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